contactお問合せ

無料体験
お申込み

2016.8.9

 

心の働きが止まる、煩悩が去る、我が消える

先日、生徒さんからメッセージが届きましたので、紹介いたします。
                          
ある日の夕方
岡先生に教えていただいたヨーガ呼吸をする中で、息を吸ってから軽く止めた時のことです。
                            
心臓の中に静かな湖のような穏やかで白色で光る空間が見えました。
呼吸が止まり、心臓の拍動さえ感じられない状態で視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚などの五感が消え去り、五感に結びつく一切の心の働きも止まるという、言葉で言い表せないようなことが起こりました。
白色の純粋な光りだけが悲しみでもなく、喜びもない無のまま永遠にも繋がりそうな不動の平安の中で存在しました。
                            
・心の働きが止まる、煩悩が去る、我が消える・
                       
3分ほどの時間が経たとき、明瞭な私の意識が心臓の拍動がないことに気づき、吸い込んで止めたままの息を吐きました。
3分ほどの時間が経ったのにも関わらず、動き始めた心臓の拍動は極めて静かでしたし、呼吸も今先息を吸って吐いたかのように穏やかでした。

この生理学的に(?)信じられない出来事は(後から岡先生に尋ねたことによると)ヨーガでのサマディに至る一つの過程でありました。
白色の光りは、真我の光りでした。
五感は消え去り、心の働きが止まり、永遠の存在である真我が現れるとき、人は五感が作り出した心という幻に気づく…
                         
白色の真我の光りだけは今でも心に刻まれて、ポラリスのように生きるという波乱なこの道を導いてくれそうです。